犬のしつけを成功させる第一歩は犬と飼い主の〇〇にあり! [犬のしつけ]
犬は人の言葉を話すことはできませんし、理解することもできません。
ですので、「しつけ」は決して簡単なことではありません。
人間社会のルールやマナーを犬に伝えていくには、一緒にトレーニングを継続していくには、飼い主と犬の信頼関係が必要です。
信頼関係さえ構築することができれば、どんな壁や困難だって乗り越えていけます。
ですが、圧倒的な信頼関係を築くためには具体的にどうしていけばいいのでしょうか??
まず大切なのは飼い主である私たちが犬にしっかりと愛情を伝えることです。
「大好きだよ。大切にしているよ。いつもそばにいたいよ。」
こういったことを言葉だけでなく態度でハッキリと示してあげることが信頼関係を築く大きなポイントになります。
そうした努力を怠らなければ犬は飼い主のことを間違いなく好きになってくれます。
そのためには犬に分かりやすく伝えることが重要です。
分かりやすく伝えることができれば、飼い主は犬から好かれて信じてもらえるようになります。
なにより「分かりやすさ」というのは、犬に安心感を与え、リラックスした状態で信頼関係を築けます。
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【犬から絶大に信頼される飼い主になるための5つの方法】
しつけの第一歩である信頼関係を構築するうえで効果的な5つの方法を確認してみましょう。
①威張るのではなく主導権を握る
飼い主はボスのように威張ってはいけません。
ボスではなくリーダーになることが大切です。
そして飼い主が主導権を握るためには気分屋にならないことです。
犬が困ったときにいつも冷静に最善な答えを用意できる飼い主は犬から好かれます。
頼れるリーダーになるには感情的にならず、気分で答えを変えないことです。
逆に気分で答えを変えてしまう情緒不安定な飼い主は犬に混乱を与え信頼度も下がります。
②「ダメ!」を使いすぎない
何をするにしても「ダメ!」「ダメ!」「ダメ!」と連呼していると、犬がその状態に慣れてしまい、ダメと言われても何も感じなくなってしまう可能性があります。
なんでもかんでもダメと頭ごなしに注意するのではなく、どうしてダメなのか、何をしたら良いのかをきちんと伝えてあげることが大切です。
③犬のわかりやすいタイミングで「良いこと」を教える
犬がお利口さんにして飼い主さんにとって望ましいことをしたら、間髪をいれずにスグに褒めてあげましょう。
例えば、飼い主の足元で犬が自主的におとなしく伏せをしたときは時間を空けずにスグに褒めます。
時間が経って褒められても犬は何に対して褒められているのか理解できません。
オーバーリアクションでも良いのでとにかく望ましいことをしたらスグに褒めてあげましょう。
④家族間のルールは統一する
家族で犬を飼っているときは指示語を統一させる必要があります。
例えば「おすわり」と「シット」を併用して使うようなことがあると犬は混乱します。
して良いこととと悪いことを統一させないと犬に混乱を与えてストレスが降りかかります。
・ソファに乗って良い、悪い
・オヤツを食べて良い、悪い
・二階に上がって良い、悪い
これらのことは家族間で統一させて犬を混乱させないようにしましょう。
⑤犬には人の言葉や常識が分からないことを忘れない
犬は人間の言葉を完全に理解することはできません。
にもかかわらず、「何度同じことを言わせるの!」「ダメって言ったでしょ!」と感情的に怒ったりする飼い主さんがいます。
とくに「しつけ」がスタートして最初の間もない頃は犬が理解するまで根気よく気長に教えてあげることが重要です。
犬が人間社会の常識を理解できるようになるには時間がかかることを忘れないようにしましょう。
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