SSブログ

犬のしつけトレーニングで大切なことは「失敗」させないこと [犬のしつけ]


【成功できる環境をどんどん作っていこう】

犬のしつけトレーニングにおいて最も重要なのが「失敗させないこと」です。

褒めて伸ばすという言葉がありますが、犬のしつけでも褒めながらトレーニングを実施していくことで上手くいきます。

褒める状況を多く作り出していくには不用意な失敗を重ねないように飼い主さんが配慮することが大切です。

まだ完全に覚えていない指示語を使って、それができなかったからといって叱ってしまったとしたら、犬はトレーニングを嫌がります。

せっかく頑張って覚えている最中に飼い主から叱られると犬はやる気を失うからです。

そういったことを避けるためにも、飼い主さんは犬が一生懸命に覚えている最中は不用意に叱ることは避けましょう。


スポンサードリンク


【とにかく褒めて褒めて褒めまくる】

犬は褒められるとグングン伸びていく習性があります。

ですから、飼い主は犬が小さな成功をするたびに大げさに褒めていったほうがいいのです。

褒められるたびに犬は物事を理解するようになっていくので、飼い主さんは犬ができるだけ失敗しないような環境を作ることを意識しましょう。

例えば「伏せ」や「待て」などの指示語のトレーニングをするときに周りに小さい子供がいたりすると気が散って上手く犬の頭の中に入っていかなくなります。

最初はできるだけ落ち着ける静かな場所でトレーニングを行うことで、飼い主も犬も集中できます。

落ち着く静かな場所で一歩ずつ着実にしつけの成果を得ていけば、そこから徐々に人がいる環境や騒がしい場所でもトレーニングができるようになっていきます。

家族でしつけを役割分担するときは必ず家族全員でトレーニングの内容を理解し、そこで使う言葉や順序などを統一するように事前に打ち合わせをしておきましょう。

 

【しつけの環境が変われば新しいこととして教える】

一度、覚えたことであっても、しつけの場所がリビングからベランダに変わったりしたら、犬は「新しいこと」として捉えます。

そんなときに「前は出来たのに、なんでまた出来なくなったの!」と、しかるのだけは絶対に避けてください。

犬は私たち人間とちがって学習したことを映像化して覚える生き物です。

状況や環境が変われば別の映像として1から覚え直す時間が必要になるので、別の場所で出来ないときは以前できていた場所に戻って成功させてから目一杯褒めてあげてください。

リビングで出来たら玄関でやって、玄関でできたらベランダでやって、ベランダで出来たら近所の道でやって、一歩づつステップアップして色んな場所で出来るように教えてあげましょう。

【犬は経験から学習する】

犬は経験から学習する生き物です。

自分にとって楽しいと思えることや嬉しいことは何度でも繰り返しますし、反対に嫌なことや苦手なことは避けるようになります。

このあたりは人間とまるっきり一緒です。

しつけのトレーニングで飼い主が頭ごなしに怒ったり、楽しくないトレーニングばかりをやっていると、犬はトレーニングすることを嫌いになってしまいます。

失敗ばかりしているのにトレーニングの時間が大好きな犬なんてどこにもいません。

しつけの最大のポイントは「トレーニングで犬に成功体験を積ませて」楽しいと思わせることです。




スポンサードリンク








タグ:褒める
nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:ペット

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。